概要 #
- 動画から、指定した桁数・行数に画像を詰め込みます
- jpg/gif/pngで出力できます
- パラメータをいくつか指定できます
- DirectX が必要です(WindowsUpdateでインストールできます)
- GDI+ が必要です(IEやOfficeなどと一緒にインストールされるため、通常はインストール済みです)
- Windows XPで動作します(2000とVistaでは未テスト)
注意 #
- このソフトを使用する前に、他にもっと良いソフトが無いか検討してください
起動オプション #
- 入力 ファイル名
- ファイル名。特に書くようなことはありません。
- 出力ファイル名
- 出力ファイル名。指定しなかった場合は、拡張子を “jpg” にしたものが設定されます。".preview.jpg" のように “” を先頭にいれると、入力ファイル名の最後に “.preview.jpg” がくっついたものが出力ファイル名になります。
- -c=桁数
- 横に並べる数を指定します。
- -r=行数
- 縦に並べる数を指定します。
- -w=画像の幅
- 出力される画像1枚の幅を指定します。負の数を指定したらソース画像に対する%指定になります。“320"は320pxで、-50は50%で す。%指定でない場合、元画像のアスペクト比が維持されるため、余白ができます。余白の色は-bで指定します。
- -h=画像の高さ
- 出力される画像1枚の高さを指定します。-wと同じで、負の数で%指定できます。
- -f=フォーマット
- 出力する画像のフォーマットを指定します。jpeg、png、gif を指定できます。
- -q=JPEG品質
- 1〜100で指定します。100が最も高画質でファイルサイズが大きくなります。
- -b=背景色
- 背景色を16進数6桁、RGBで指定します。FF0000 赤。00FF00 緑。0000FF 青です。
- -p=プロセス優先順位
- プロセスの優先順位を指定。下げることしかできない。-2〜0で指定。0 標準。-2 アイドル時のみ。-1 はWindows2000/XPのみ有効。
- -t=切り出し範囲
- 1〜100で指定。100で元画像全体。50だと中央50%が切り出される。上下に黒が入ってたりしてそこまでサムネイルにするこたーないだろう ということでデフォルト95。
- -s=シャープネス
- 0以外だとシャープネスフィルタを使う。0だと使わない。
- -o
- 出力ファイルが存在した場合上書きする
- -pos=-2
- ランダムなフレームを抜き出す。
- -d
- デバッグ
サンプル #
作成したサムネイルを使ってUzuで表示 #
php のスクリプトをタスクスケジューラで定期的に起動して、サムネイルが作られていない動画を検索して、サムネイルを出力するようにしてみた。ただ、PC-P3LAN/DVDの限界かそれともUzuの問題か、サムネイルを表示するとページの表示が明らかに遅くなります。
sprintf('MovieThumbGenWin32.exe -c=1 -r=1 -w=56 -h=42 -q=90 -b=000000 "%s" "%s.thumb.jpg"', $path, $path)
見る気も無いのに録画してしまった番組を見た気分になる #
ファイル名とサムネイルを並べたページを生成。
sprintf('MovieThumbGenWin32.exe -c=28 -r=47 -w=-10 -h=-10 -q=90 -b=000000 "%s" "%s.jpg"', $path, $path)
注意・仕様 #
- 出力ファイルが既に作成されている場合は処理せず終了します。うっかり出力ファイルに avi を指定したりして消してしまわないためです。サムネイルを作成しなおす場合は、-o オプションを付けるか、ファイルを削除してから実行してください。
- 出力されるフレームはランダムではありません。指定することもできません。フレーム0から ((出力フレーム数+2)/全フレーム数) を足していく感じです。1フレームだけ出力する場合は真ん中のフレーム、2フレームのときは 1/3 と 2/3 の場所のフレームが出力されます。
- 出力される画像が明るいと感じたり、暗いと感じたりするかもしれません。若干コントラストをいじってます(そのままにするオプションはまだ無い)
- mp4ファイルを読ませたいときは、Windows Media Playerでmp4ファイルが再生できるようにしてください
- たとえば: Haali Media Splitter(MatroskaSplitter)とffdshowの両方をインストール(http://x264.nl/)